難治性腹水の治療とは?
腹水穿刺排液(ふくすいせんしはいえき)
- おなかに針を刺してたまった腹水をぬきます。
腹水穿刺排液(ふくすいせんしはいえき)+アルブミン製剤の投与
- おなかに針を刺してたまった腹水をぬき、アルブミン製剤を点滴します。
腹水濾過濃縮再静注法(ふくすいろかのうしゅくさいじょうちゅうほう)
(CART:Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy)
- おなかに針を刺してたまった腹水をぬき、細菌、がん細胞や血球成分をとりのぞき、アルブミンなどの有用成分が濃縮された腹水を点滴で戻します。
腹腔・静脈(ふくくう・じょうみゃく)シャント
- 外科的処置によっておなかのなかにカテーテル(チューブ)をいれて、腹腔内と静脈をつなぎ腹水を血管の中に戻します。
- *利尿薬の投与
- 難治性腹水の場合でも、利尿薬の量を増やしたり、複数の利尿薬を組み合わせて治療することがあります。
- ~アルブミンの役割のひとつ~
- 血液中のタンパク質の一つに「アルブミン」があります。
- アルブミンは、血管の中に水分を保ったり、水分を血管の中に引きこむ働きをしています。
